WildLightを使って数チェックする際、どんなタイミングで行ってますか?
私がお勧めするのは、対訳表を作成してアライメントする時です。大まかな流れは以下の通り。
1) 原稿文書と翻訳文書を、対訳表機能で対訳表にする。
2) 数チェック辞書を適用して、数と英大文字の略語に色付けする。
3) 対訳表の原文と訳文をアライメントする。
理由は、アライメントを行う際、原文と訳文を合わせる1つの取っ掛かりに「数」や「略語」を利用していると思いますが、それをビジュアルに分かり易くする事で視認性と作業効率を向上させる事ができるからです。また、その認識作業の中で、色とその数、登場順序、実際の数値と略語をチェックする事で、数と略語のチェックを同時に行う事ができます。
アライメントと言う作業は、ある意味、生産性の低い、無駄な作業に感じてしまいますが、精神作用の類似するチェック工程を合わせ混むことで、意味を持たせる事が可能となります。
同様のアプローチで、他のチェック作業も効率的かつ効果的な実施タイミングを検討してみましょう。