決められた番号体系に基づいて付与された管理番号の一部を、他の番号体系へ転記して、新たな番号を作らなくてはならない・・・というようなことが、事務処理の中ではよく発生します。
例として、以下のようなものを想定してみましょう。
例)Aから始まる9桁の番号があり、うしろ8桁の数字部を抜き出し、抜き出した数字部の後にUS01を付与して、新しい番号を作成して置き換える。
A12345678 → 12345678US01
ワードの置換機能を使い、「ワイルドカードを使用する」をONにして、以下の記述を行います。
検索する文字列
<A([0-9]{8})
置換後の文字列
\1US01
検索する文字列は、Aから始まり、続いて8桁の数字を持ったものを検索するように記述してあり、その8桁の数字は()で閉じることで\1へ代入されます。置換後の文字列の\1にその8桁の数字が展開され、その後にUS01が付与されることになります。