Fバージョンのファイル名変更

Microsoft OfficeのPowerPointを持つエディションをお使いの方専用であるWildLightのFバージョンですが、一般公開後、ユーザーが混乱されているようですので、ファイル名を明確に分けることにいたしました。

通常バージョン: WildLight.dotm
Fバージョン: WildLightF.dotm

Fバージョンは、WildLight共有フォルダー下にあるF_Versionというフォルダーに入っています。

Microsoft Word を単独で購入して使用されている方や、Microsoft Office Personal版をお使いの方は、通常バージョンをお使いください。それ以外の方で、Excel/PowerPointがインストールされている方は、Fバージョンをお使いください(通常版も動作します)。ただし、Fバージョンをインストールしてエラーが発生する場合は、通常バージョンをインストールして使用してください。

過去にWildLightをインストールしたがエラーになってしまって使えないという方は、通常バージョンを再度ダウンロードしてインストールしてみてください(過去に間違ってFバージョンをインストールしてしまったためにエラーとなっている可能性があるため)。

※通常バージョンとFバージョンの両方をインストールしないよう注意してください。ワードのスタートアップフォルダーに「WildLight.dotm」か「WildLightF.dotm」のいずれかが存在するようにしてください。

WildLight 2.05 へバージョンアップ

Microsoft PowerPoint の MVP である「きぬあささん」が、私のツイートを拾ってくれて、PowerPoint で SmartArt から文字を抜くコードを紹介してくださいました。

SmartArtからテキストを取得するPowerPointマクロ

ある特定のクライアントさんが頻繁にSmartArt機能を使ったパワーポイントファイルを入稿してくるのですが、そのたびにテキストを抜けずに苦労していたのです。このスクリプトのお陰でテキストを抜けないものがなくなりました。

きぬあささんには、この場を借りて、厚くお礼申しあげます。

と言うことで、このスクリプトを参考に、WildLight のパワーポイントからのテキスト抜き機能を強化いたしました(すなわち、SmartArt からもテキスト抜きができるようになりました)

この機能はWildLightのFull版でのみ利用いただけます。また、当バージョンから Full版も一般公開する事にいたしましたので、どうぞ、ご利用下さい。

皆さまのお役に立てれば幸いです。

WildLight Ver. 2.00 リリース (多言語対応版)

辞書ファイルの保存形式に Unicode が使用できるようになりました。
これにより多言語対応となります。

【追加機能】

  • 辞書ファイルの保存形式に Unicode を追加(多言語対応)
    以前のバージョンでは、辞書ファイルの保存形式が Shift-JIS 固定であったため、日本語と英語のみの対応となっていました。
  • 「辞書管理」に「表を文字長順にソートする」を追加
    表のセル1にある文字の長さが長い順に並び替えます。
  • 「表操作」に「標準ショートカットキー設定」を追加
    「標準ショートカットキー設定」は、対訳表作成時に必要となる表操作を、以下のショートカットキーに設定します。

    • セル挿入: Ctrl + テンキーの0
    • セル削除: Ctrl + テンキーの.
    • セル分割: Ctrl + テンキーの1
    • セル結合: Ctrl + テンキーの2
    • カーソル行より下のセル全削除: Ctrl + テンキーの9
    • 次の蛍光ペン箇所へ移動: Ctrl + テンキーの6
    • 前の蛍光ペン箇所へ移動: Ctrl + テンキーの4
  • 「表操作」に「標準ショートカットキー解除」を追加
    上記機能で設定したショートカットキーをクリアします。

【追加コマンド】

  • IgnoreH:ON/OFF :ONにより、検索時に蛍光ペンの有無を無視します。 (デフォルトはOFF→「蛍光ペンなし」のみを検索する)
  • Comment2List :コメントを抽出して、新しい文書へリスト出力します。
  • DeleteComment :コメントを全て削除します。

 

WildLight Ver. 1.16をリリース

9月6日のWildLight中級セミナーで見つかったバグの修正、および要望事項を盛り込んだ Ver. 1.16 をリリース致します。

【追加機能】

プルダウンメニューの「検索」から大幅に検索先サイトを削除しました。(これに代わるユーティリティ「WebDicSearch.EXE」を別途公開しています。)また、以下の機能を追加しました。

  • 「機能」に「フィールドリンク解除しテキスト化」の項目を追加しました。
    フィールド部をリンク解除し、テキストに置き換えます。
  • 「蛍光ペンへ移動」を追加しました。
    「→(進める)」「←(戻る)」により、蛍光ペンが付いた箇所へカーソルが移動します。

加えて、MenuSelect 指定時に表示されるメニューに、今迄隠し機能としていた「5. コメント挿入2:重複回避/蛍光ペンが消えます」と「6. 比較モード:検索語と置換語に同色蛍光ペン付け」を追加しました。

  • 5. コメント挿入2:重複回避/蛍光ペンが消えます
    この機能の「4. コメント挿入」との違いは、既にコメント付けされた箇所へも重複してコメント付けされる事を回避し、辞書の検索語に1度ヒットしたところはコメント付けされないようになります。但し、注意事項として、文書中に付けられた蛍光ペンが全てリセットされます。
  • 6. 比較モード:検索語と置換語に同色蛍光ペン付け
    CompareMode をメニューから選択できるようにしました。

【仕様変更】

  • 「文書間の類似文リスト作成」機能で作成される表に、文書1の行番号を追加しました。また、類似率を 1~100の間で入力して指定できるようにしました。指定された類似率以上の文書2の文節のみリストへ出力されます。

【バグ修正・対応】
今回修正したバグ、及び対応を追加した不具合は以下の通りです。

  • CompareMode が正常に動作していなかったのを直しました。

以上、バグレポートありましたら、ご連絡をお願い致します。

WildLight Ver. 1.15をリリース

9月6日に予定しているWildLight中級セミナーに先駆け、Ver. 1.15 をリリース致します。今回の変更内容は、WildLight Users Group やメールでご報告頂いたバグの修正と、要望を盛り込みました。

【追加コマンド】
今回盛り込んだ特殊コマンドは、以下の3つです。

  • SingleUL:ON/OFF/CLEAR (上付き文字)
  • SingleStrike:ON/OFF/CLEAR (下付き文字)
  • DoubleStrike:ON/OFF/CLEAR (ボールド体)

【追加機能】
上記の特殊コマンドに加え、プルダウンメニューに以下の機能を追加しました。

  • 「機能」に「改行コードを揃える」の項目を追加しました。
    この機能は、Mac/Windowsの違いにより発生するワード上の改行コードを ^13 から ^p へ全文置換する事で揃えるものです。
  • 「一覧表作成」に「文書間の類似文リスト作成」の項目を追加しました。
    この機能は、2文書を読み込ませ、文書1の各文節に対して文書2の文節の類似度を調べ、もっとも類似している文書2の文節と対にして一覧表を作成します。

【仕様変更】
対訳表作成時のアライメントアルゴリズムを根本的に変更しました。
精度もスピードもかなり向上しましたので、当バージョンからβマークを外しました(笑)
また、特許翻訳者の方から要望の多かった文節番号によるアライメントも実装しましたので、番号が付いている限り、確実にアライメントされます。

【バグ修正・対応】
今回修正したバグ、及び対応を追加した不具合は以下の通りです。

  • 「WL_和暦西暦変換」機能において、変換する和暦が範囲指定されていない場合に手入力となるが、手入力後にカーソル位置直後のテキストが全て西暦に置換されてしまうというバグがありましたが、これを修正しました。
  • 対訳表作成において、Mac/Windowsの違いで発生するワードの改行コード違いにより、パラグラフ判断が狂い、セル分割が正しく行われない現象に対して対策を行いました。

【その他】
今回より、Microsoft Office の Word/Excel/PowerPoint セット版をお使いの方用の WildLight を別バージョン (Ver. 1.15F) として WildLight Users Group でのみ公開しています。
このバージョンの違いは、ワードのみならず、エクセルファイル、パワーポイントファイルを直接読ませる事でワードへのテキスト抽出が行えます。ご使用になりたい方は、Users Group へご登録ください。

以上、バグレポートありましたら、ご連絡をお願い致します。

WildLight Ver. 1.11 (Bugfix版)をリリース

度々のバージョンアップ、申し訳ありません。

このバージョンは、以下の2点のバグ対処版です。

  1. 特殊コマンドのExtractH2ExcelとExtractH2Wordによる蛍光ペン部のテキスト抜き機能が正常に動作しておらず、取りこぼしが発生します。
  2. WildLightをアップデートすると、稀にメニューにWildLightがふたつ現れる場合がある。

上記問題1については原因が特定できた為、バグ修正を行いました。問題2については原因が特定できておりませんが、対処策を盛り込みました

本日公開しています「英文から用語候補を抜く」「和文から用語候補を抜く」辞書を利用される方は、このバージョンへのアップデートをお願い致します。

なお、最新版は「ダウンロード/インストール」のタブから、WildLight共有フォルダーへ行き、入手して下さい。

★ WildLight のメニューが2つ出る場合の暫定対処方法

  • 表示されているふたつのWildLightのメニュー上で右クリックし、「ユーザー設定のコマンドの削除」を選択をして削除して下さい。(ふたつとも)
  • そして、ワードを立ち上げ直して下さい。これで、ひとつになるはずです。

WildLight Ver. 1.10 をリリース

今月予定されているセミナーに向けて、仕様変更と、若干の機能追加を行いました。

今回のバージョンには重要な仕様変更がありますので、以下を必ずお読みください。

[仕様変更点]

  • WILDCARD のデフォルト設定が OFF となります。
    今まではデフォルトはON でしたが、このバージョンからデフォルトを OFF へ変更いたします。

ユーザー数が増えるにつれ、この仕様変更を早くやらねばと考えていたのです。理由は、初心者が作成する WildLight用辞書ファイルは、通常の用語をただ羅列するだけのものであり、そこに特殊コマンド「WILDCARD:OFF」を記述して貰うのは、どう考えても設計思想として間違っていると思うからです。(初心者でもファミコン感覚で使える…という設計思想に反する)

また、ワイルドカードを使用できる上級者の方は、こういった特殊コマンドも抵抗なく使いこなせるだろうと考え、必要な時は「WILDCARD:ON」と辞書に記述して貰う形に変えました。

なお、この仕様変更に伴い、WildLight Library に入っている辞書ファイルの内容も、WILDCARDスイッチの記述を変更しておりますので、改めてダウンロードし直して利用して下さい。(もしくは、ご自身でWILDCARD:ON/OFF の記述を書き加えて下さい)

プルダウンメニューに「テキスト抽出」の項目を追加し、以下を追加しました。

  • 「テキストをワードへ抽出」:ワードファイルを指定すると、そのファイルから新規ワード文書へテキストを抽出します。
  • 「蛍光ペン部をワードへ抽出」:範囲選択した文字列と同じ蛍光ペン色を持つテキストを、新規ワード文書へ抽出します。
  • 「指定フォント色部をワードへ抽出」:範囲選択した文字列と同じフォント色を持つテキストを、新規ワード文書へ抽出します。

これらの機能へメニューから直接アクセスできます。

バグレポートありましたら、ご連絡をお願い致します。

WildLight Ver. 1.05 をリリース

WildLight Users Group で要望の出された機能を盛り込みました。
今回盛り込んだ特殊コマンドは、以下の4つです。

  • Superscript:ON/OFF/CLEAR (上付き文字)
  • Subscript:ON/OFF/CLEAR (下付き文字)
  • Bold:ON/OFF/CLEAR (ボールド体)
  • Italic:ON/OFF/CLEAR (イタリック体)

スイッチのON, OFF, CLEAR には以下の意味があります。

  • ON : 対象となる文字のみを検索対象とする。
    例) Superscript:ON で上付き文字のみを検索します。
  • OFF : 対象となる文字を検索対象外とする。
    例) Subscript:OFF で下付き文字は検索から除外されます。
  • CLEAR : 設定をクリアします。
    例) Italic:CLEAR でイタリック体へ指定された検索指定を解除します。

例えば、ボールドになっていないイタリック体の半角英文字を検索対象としたい場合は、以下のように辞書へ記述します。

Bold:OFF
Italic:ON
[A-Za-z]
Bold:CLEAR
Italic:CLEAR

上記の特殊コマンドの追加に加え、プルダウンメニューに「ワード設定」の項目を追加し、以下を追加しました。

  • 「オートコレクト」
  • 「オートフォーマット」
  • 「入力オートフォーマット」
  • 「ショートカットキー」

これらの機能へメニューから直接アクセスできます。

バグレポートありましたら、ご連絡をお願い致します。