英訳品を見ていると、「i.e.」や「e.g.」の後のカンマ「,」を忘れているものをよく見掛けます。これを検出するためのワイルドカード表現を以下に示します。
ワードの検索機能で「ワイルドカードを使用する」をONにして、以下のように記述します。
検索する文字列:(i.e.の場合)
i.e.[!,]
検索する文字列:(e.g.の場合)
e.g.[!,]
「検索された項目の強調表示」を選択すると、カンマを忘れているところに蛍光ペンが付きます。
検出された箇所に強制的にカンマを入れたい場合は、置換機能でワイルドカードを使って、以下のように記述します。ここでは i.e. を例にします。
検索する文字列:
(i.e.)([!,])
置換後の文字列:
\1,\2
これで、カンマが挿入されます。
WildLightの辞書へ盛り込む場合は、以下のように記述します。(スペースはTABに置き換えてください)
(i.e.)([!,]) \1,\2 (e.g.)([!,]) \1,\2