クライアントから受領する日本語原稿にときどき見られるのですが、カタカナの長音にマイナス記号(-)を使っているものを見掛けます。これを検索して見つけてみましょう。
[ァ-ヾ]-
ワードの検索機能で、「ワイルドカードを使用する」をオンにして実行します。「検索された項目の強調表示」を選択すると該当箇所に蛍光ペンが付きます。
カタカナを表すワイルドカードが[ァ-ヾ]です。カタカナの後にマイナス記号がついているケースを検索する記述になっています。
では、今度は見つけたマイナス記号を、強制的に長音(ー)に置換してみます。ワードの置換機能を使い、以下のように記述します。
検索する文字列:
([ァ-ヾ])-
置換後の文字列
\1ー
これをWildLightの辞書へ記述する場合は、以下のようにします。(間のスペース部はTABです)
([ァ-ヾ])- \1ー